2 万有原力と授受作用および四位基台

2 万有原力と授受作用および四位基台

第二節 万有原力と授受作用および四位基台 その1

(一)万有原力本文 神はあらゆる存在の創造主として、時間と空間を超越して、永遠に自存する絶対者である。したがって、神がこのような存在としておられるための根本的な力も、永遠に自存する絶対的なものであり、同時にこれはまた、被造物が存在するための...
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第二節 万有原力と授受作用および四位基台 その2

(二)授受作用本文 あらゆる存在をつくっている主体と対象とが、万有原力により、相対基準を造成して、良く授け良く受ければ、ここにおいて、その存在のためのすべての力、すなわち、生存と繁殖と作用などのための力を発生するのである。このような過程を通...
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第二節 万有原力と授受作用および四位基台 その3

(三)正分合作用による三対象目的を完成した四位基台 その1(1)正分合作用本文 万有原力によって、神自体内の二性性相が相対基準を造成して授受作用をするようになれば、その授受作用の力は繁殖作用を起こし、神を中心として二性性相の実体対象に分立さ...
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第二節 万有原力と授受作用および四位基台 その4

(三)正分合作用による三対象目的を完成した四位基台 その2(4)四位基台の存在様相本文  正分合作用により三対象目的をつくって四位基台を完成した存在は、いかなるものでも、円形、または球形運動をなして、立体として存在する。今、我々はその理由を...
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第二節 万有原力と授受作用および四位基台 その5

(四)神の偏在性本文 上述のように、正分合作用によって三対象目的を完成した四位基台は、神を中心として球形運動を起こし、神と一体となるので、それは、神が運行できるすべての存在の、また、その存在のためのすべての力の根本的な基台となるということを...